2008年05月12日

あくまでも道路特定財源にこだわる幹事長

いったい、なぜ彼は自民党幹事長という立場でありながら、道路特定財源にこだわるのだろうか?

「税制争点に総選挙を」伊吹氏が改正論議の前倒しに言及

国民は道路特定財源の一般財源化に賛成しており、暫定税率の廃止にも賛成している。
道路特定財源の一般財源化は、そんな世論の後押しを受けて、自民党の福田首相が周囲の重圧にもめげず、押し通した。
ようやく、一般財源化で自民・民主、両党の方向性が合致したのに、なぜこの人は、話をゼロにして戻そうとするのか?

これまで官僚の言いなりになり、国民に負担を強いてきた自民党の重鎮が、今更、税制の改正などという言葉をよく言えたものだ。
ねじれ国会が始まる前、過去何十年もの間、自民党には税制を考え直す機会はいくらでもあったではないか?

自民党衆院の圧倒的名議席は、小泉氏が郵政民営化という改革をすることに国民が同意したからこそ、得たものだ。
国民は、大蔵省出身の伊吹氏のような古い自民党は望んでいない。

2008年04月11日

必要な道路は作る

10日、福田首相が道路財源の一般財源化に関して、党4役と合意した。

Iza 道路一般財源化、基本方針決定へ 首相・自民4役確認


その際、基本方針に入った文言が、「必要な道路は作る」だ。

今まで、道路利権のために不要な道路をたくさん作ってきた人に言われると、心底カチンとくる。

不要な道路を作ってきた分の税金を返してから言え!」と言いたい。

限られた予算で出来ることをやればいい。
談合をなくせばいい。


ようやく自民党もまともな政治をするようになってきたなと思ってたのに、こういう文言にこだわっていることが残念で仕方ない。
伊吹文明、古賀誠のお二方、もう古い自民党は、勘弁してほしい。

2008年04月04日

道路族の巻き返し

せっかく総理が一般財源化を決めたのに、利権大好き道路族の反撃が始まった。

Iza 道路族巻き返し「地方の声」が武器 各派領袖も沈静化にあたふた


「地方の声」とされているが、どこまで本当に地方の声なのだろうか。
仮に、一般財源化を指示したとして、万が一特定財源として残った場合、国交省がその利権を持つ。
つまり地方は、立場上、一般財源化に賛成することは出来ない。


東国原宮崎県知事なども一般財源化への反対をテレビで叫んでいる。
彼の言いたい、「宮崎に道路が無いのは不公平じゃないか!宮崎に道路ができるまでは道路財源を維持してくれ!」という話は分からなくもない。
かわいそうだが、宮崎県には有力な自民党の政治家がいなかったのだろう。

仮に一般財源化の時期が延びれば、東国原知事の功績を認め、国交省は宮崎県の道路予算を優遇するはずだ。
戦略としては間違っていないが、国全体のことを考えてほしい。
道路財源など維持しなくても、地方分権の進め方を調整して、道路の不公平感をなくしながら地方分権を進めるルールを作ればいいだけだ。
方法など、いくらでもある。
東国原県知事が、代替案を提示しない理由は、仮に一般財源化が延長した場合のことを考えて、というのが見透かされている。


霞ヶ関から地方へ
この流れを止めなければ、この国は官僚に食いつぶされてしまう。

2008年04月02日

党首討論の落としどころ

与野党の党首討論の開催が決定された。

Iza 9日に党首討論 ガソリン、年金テーマに

自民党はここのところ、党首討論を望んできた。
なぜなら、野党が一歩も譲らない場合、これだけ福田政権の支持率が低下している中で解散に持ち込まれる可能性があるためだ。
逆に民主党側は、党首討論で合意するよりも、国民側の立場を貫いているため、政局に発展させて選挙に持ち込んだほうがいいと考えていた。

結果として、3月末を超えて引き伸ばした民主党は、マスコミからの批判を受けて、党首討論の中で落としどころを探る必要が出てきたということだ。

今回の党首討論のメインテーマは、ガソリンと年金だが、ここではガソリンに絞って考えてみたい。

キーとなるのは、道路特定財源の一般財源化の時期と暫定税率の撤廃だ。

一般財源化について、民主→08年度予算から、自民→09年度から、という隔たりがある。
一方、暫定税率については、民主→廃止、自民→廃止せず、という隔たりがある。

合意を前提に民主党の立場から落としどころを考えた場合、一般財源化→08年度から、暫定税率→半分削減、といったあたりが、国民視点にたった落としどころとして考えている。

まず、時期をずらす=09年度に向けて検討、といった結論が出た場合、自民党は来年度には総裁が変わる可能性があり、民主党として成果を出せない可能性が出てきてしまう。

そのため、このタイミングで実質的な変更を伴う成果が必要だ。
ぜひ、民主党にがんばって欲しい。

国民の声を無視した道路族議員の勢い復活か?

3月末の暫定税率の期限切れを受けて、自民党の動きが見えてこない。
福田首相の提案にあった、道路特定財源の一般財源化を維持するのか、しないのか。
そんな中で、自民、民主の協議が失敗に終わったのをいいことに、勢いを盛り返してきているのが、道路族の古賀誠選対委員長、二階俊博総務会長らだ。

<国会>与野党攻防の熱気、一気にしぼむ…修正協議、宙に

予想通りとは言え、あまりにも国民のことを無視した抵抗勢力の代表、道路族。
道路は必要だ!などと、言いながら、不要な道路や、国交省の無駄遣いで税金を垂れ流し、その見返りに利権を握ってきた罪は重い。
国交省と道路族議員に10兆円単位の損害賠償請求をしたいぐらいだ。

福田首相は一度決めた一般財源化を進めることが出来るのか。
このタイミングを逃さずに、国民の利益である道路財源の一般財源化を推進して欲しいと願う。

2008年04月01日

祝!暫定税率失効

2008/4/1、道路特定財源の暫定税率が失効した。
ガソリンスタンドには、まだ在庫があるため、本来は安く出来ないはずだが、早くも値下げが始まっている。

原油高によって、これまで高くなる一方だったガソリン価格が、一時的にでも下がったことは、国民にとっては大歓迎だ。
誰も通らない道路や橋、国交省の旅行、マッサージチェアに使われるよりどれだけうれしいことか。

ここ最近、混乱だ!とか、国会空転!とか、首相はKY!とか、いろいろと言われている。
首相自身も、今回の値下げに対して遺憾の意を表明している。

Yahoo! ブリッジ法成立 首相「混乱を防げず残念」

しかし、道路問題がこれだけ注目され、また、一般財源化に向けて動いていることはねじれ国会の最大の成果だ。
これまで、改革派である小泉元首相も、安部元首相も実現できなかった。
それを、福田首相が前に進めているのだから、まさにねじれ国会の賜物だ。

今回、福田首相がリーダーシップを発揮し、ある程度独断で、一般財源化を明言したことは、評価に値する。
今後、改革はとしての福田首相を期待したい。

2008年03月27日

緊急記者会見は50点

福田首相が、21年度からの道路特定財源の一般財源化の発表があった。

Yahoo!<道路特定財源>09年度からの一般財源化を表明 福田首相

Iza 道路特定財源を全額一般財源化 首相表明、21年度から

個人的な評価は50点だ。

50点分はまるまる一般財源化を明確に表明したこと。これだけが評価対象だが、意味は比較的大きい。

一方今回の表明では、国民として納得がいかない点、不信感を持つ点が多々ある。

1、地方財政や国民生活の混乱を回避するため、平成20年度歳入法案の年度内成立
2、道路関連公益法人や道路整備特別会計関連支出の徹底的な無駄の排除
3、道路特定財源制度は今年の税制抜本改正時に廃止し、21年度から一般財源化
4、暫定税率分も含めた税率は、環境問題への国際的な取り組み、地方の道路整備の必要性、国・地方の厳しい財政状況を踏まえて検討
5、道路の中期計画は5年として新たに策定
6、新たな整備計画は、20年度道路予算の執行にも厳格に反映。20年度予算における一般財源としての活用は、民主党から現実的な提案があれば協議に応じる
7、与野党協議会を設置し、一般財源として使途のあり方、道路整備計画などを協議・決定

このうち、納得がいかないのは、2、4、5だ。

2は、「徹底的な」という表現が具体的でない。「最低50%の」のように、数値を用いた表現が必要だ。この表現では信頼できない。

4は、道路族の未練が見え隠れする。環境と道路は別で考えるべきだ。自民党は、困るとすぐに、「環境が・・」とか「開かずの踏切が・・」などと言う。未練がましいことこの上ない。

5は、当たり前の話、5年も不要だ。1年で十分だろう。

さて、民主党は、どう出るか。

2008年03月24日

歳入関連法案、いよいよ大詰め

3月末で期限切れとなる歳入関連法案がいよいよ大詰めだ。
しかしながら、この時期にきても、相変わらず福田首相は指導力の欠片も見せない。

あえて空気読まない?福田「4月危機」いよいよ現実味

なぜこの人は、いつも役人やら族議員のいいなりなのか?
今回の敵は国土交通省と古賀誠。
首相は彼らを抑えて国民のために方針を示す必要がある。
暫定税率撤廃は百歩譲って延長したとしても、一般財源化を拒否する理由はどこにもないはずだ。
それが一国の主というものではないのか。

頼りない首相は置いておいて、ここは民主党にがんばっていただきたい。
今回の道路特定財源問題について、多くの国民が民主党に期待しているのだから。

2008年03月19日

道路特定財源問題で自民党がついに歩み寄り

福田首相が道路特定財源の暫定税率問題について、ついに民主党に歩み寄るコメントを出した。

Yahoo! <自公>民主に提示へ…暫定税率期間短縮、道路投資額圧縮

Iza 首相、改めて協議呼びかけ 暫定税率問題

ようやく首相自らのコメントが出たことは評価したい。
しかしながら、道路特定財源の一般財源化は、国民の信を得た小泉総理が公約にしていたことであり、信を得ていない福田首相が再度あいまいにしたのを元に戻したに過ぎない。
時間の無駄だ。

さらに、自民党は、「一般財源化の拡大」というまたも煮え切らない表現をしている。
国民の信を得た小泉首相は、全て一般財源化だったはずであり、またしても道路族、国交省官僚主導の路線変更に乗っかってしまっている。

また、福田首相は、「ガソリンを値下げして一般財源化して地方に負担をかけずに必要な道路を作るには、教育費や社会保障費を削るなど何か減るものが当然ある」と言っているが、このブログで何度も書いている通り、財源は不要だ。
日本特有の高いコスト構造、談合・天下り体質を改善すれば、同じレベルのサービスを低コストで実現できるはずだ。

自民党は、@暫定税率の即時撤廃、A道路特定財源の一般財源化、B道路コスト構造の見直し、を決断してほしい。

2008年03月13日

国土交通省を許すな!無駄遣いの出来ない仕組みを導入せよ!

またしても、国交省に対して腹が立つ記事を見た。

<国交省>「無駄遣い」批判で都内イベント一部中止に

またもや国交省がとんでもない無駄遣いをしようとしていたようだ。
なんと、治水PRが目的のはずが、おしりかじり虫や仮面ライダーのステージショーだ。
昨今の批判を受けて、さすがに一部のイベントを中止したらしい。


そもそも何で彼らは無駄遣いをするのだろうか?

10年で59兆円という目の前の予算を守るためには、何としてでも予算を使い切る必要がある。
既得権益を手放したくないが故、国民の大事なお金を私利私欲のために、とくにく使う。
そのため、こんな無駄なイベントを企画しているのだ。

そんな国交省は、国民にとって間違いなく不要だ。
国民の代表として国交省の先頭に冬柴大臣は仕事をしていないと言われても仕方が無い。

こういった状況を改善するためには、国民が役人を訴える制度が必要だ。
誰もが思っている。
金を返せ!と。

ただし、今回の問題は、59兆円から見たら、たかだか3000万円程度だ。
個人的には、仕事をきちっとしてくれたらそんなことは見逃してもいい。
一番重要なことは、道路建設コストを欧米並みの水準にすることだ。

日本の道路建設費は高すぎる。
同じ距離の道路を欧米では5分の1のコストで作っている。
日本も同じように、妥当なコストで道路を作らせる必要がある。
そして、59兆円のうち、48兆円を一般会計に返す。

腐敗しきった官僚主導の日本では、同じモノを安く作ろうという発想が無い。
安く作ったら、予算を減らされてしまうからだ。
こういった仕組み自体を抜本的に変える必要がある。
でなければ、われわれ国民の怒りを納めることなど出来ないだろう。

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